Adizero Adios Pro 4

Adizero Adios Pro 4 レビュー:マラソン用の最終兵器感。でもサイズは別物だった

結論
Adios Pro 4は、adidasのマラソン向けスーパーレーシングのど真ん中。LIGHTSTRIKE PROとENERGYRODS 2.0で、前に転がる推進が出やすい設計になっている。
私の足は25.0cmで少し広めだが、Adios Pro 4は25.5cmがジャストフィット。Takumi Senは25.0cmがジャストだったので、同じAdizeroでもサイズ感は揃わない。

Adizero Adios Pro 4の写真 1
Adios Pro 4は『速く走るための形』をしている。見た目どおりレース寄り。

商品情報(今回の条件)

  • シューズ:adidas Adizero Adios Pro 4
  • 着用者:足サイズ25.0cm(少し広め)
  • 着用サイズ:25.5cm(ジャストフィット)
  • 比較:Adizero Takumi Senは25.0cmがぴったりジャストフィット

LIGHTSTRIKE PROとは:反発と持続性を狙ったミッドソール

LIGHTSTRIKE PROは、adidasのレーシング系で中核になるフォーム。
ざっくり言うと『軽いのに反発が出る』タイプで、スピードを上げた時に気持ちよく前へ運ぶ感覚が作りやすい。
さらに、マラソンのように長く走る場面でも、沈み込みで脚が削られすぎない方向を狙っている印象。
守りのクッションというより『走るほど効いてくる反発』が軸になる。

ENERGYRODS 2.0とは:指の動きに沿わせて推進を作るロッド

ENERGYRODS 2.0は、足の骨格(中足骨)をイメージして配置されたロッド構造。
カーボンプレートの“板”で押し出すというより、指の曲がりや足運びに沿って『前に転がす』方向に働くのが特徴。
結果として、接地から蹴り出しまでの流れがスムーズになり、フォームが整ってくるほど推進が出やすい。
逆に言うと、ゆっくりジョグで踏みつけるより、ある程度スピードが乗った時に噛み合いやすい。

公式の立ち位置:マラソン向けの推進力システム

公式では、カーボン製の5本指ロッド『ENERGYRODS 2.0』と高反発素材『LIGHTSTRIKE PRO』を組み合わせた高推進力が特徴として紹介されている。 重量表記もあり、27cm片足で200g。 ミッドソールドロップは6mmで、ヒール39mm・前足部33mm。

走りの印象:『前に運ばれる』が分かりやすい

乗った瞬間のキャラは『前に転がる』寄り。脚で頑張るというより、形と反発でスッと進ませる方向。
スピードが上がるほど、LIGHTSTRIKE PROの反発とENERGYRODS 2.0の流れが噛み合って、効率よく前に進みやすい。

Adizero Adios Pro 4の写真 2
厚底だけど、ただ柔らかいだけではなく『進む形』があるタイプ。

スペック感:軽いのに厚い

スタックはヒール39mm・前足部33mm、ドロップ6mmという情報が多い。
重量もメンズで約200g前後の表記が多く、厚底マラソンシューズとしてはかなり軽い部類。

アウトソール:軽量化しつつ、要所にContinental

アウトソールは新しい『LIGHTTRAXION』を採用しつつ、摩耗しやすい前足部などにContinentalラバーを残す構成が紹介されている。
速さを狙うレースシューズでありながら、グリップと耐久を最低限確保しにいった設計に見える。

Adizero Adios Pro 4の写真 3
走ると『前に運ぶ』感覚が出やすい。スピードが上がるほど噛み合う。

サイズ感:Takumi Senと同じ感覚で選ばない

私の足は25.0cmで少し広め。Takumi Senは25.0cmでぴったりジャストフィットだった。
しかしAdios Pro 4は25.0cmだとタイトになりそうで、25.5cmがジャストフィット。
サイズ選びは慎重にした方がいい。特に足先の当たりが出やすい人は試着推奨。

サブ3.5前後はオーバースペックかも?(私の体感)

公式ではサブ3.5あたりも射程に入っているニュアンスがある。
ただ、私の感覚では人によってはオーバースペックかもしれない。
ペースが上がりきらないと、反発やクッションの恩恵を受けにくく、逆にアキレス腱周りに負担が乗る可能性がある。
合う・合わないが出やすいタイプなので、初めて使うならポイント練や短めの距離で様子見してからが安全だと思う。

どんな人に向く

  • フルマラソンの記録を狙いたい人
  • 厚底の『守り』だけでなく、推進の『攻め』が欲しい人
  • 長い距離でもペースを落としたくない人
  • 高反発シューズを履くとアキレス腱周りに違和感が出やすい人は、まず短い距離で様子見できる人

良かった点

  • LIGHTSTRIKE PROの反発が分かりやすく、スピードが上がるほど気持ちよく進む
  • ENERGYRODS 2.0で接地から蹴り出しまでの流れがスムーズになりやすい
  • 厚底(39/33mm)なのに軽量クラスで、レース向きのスペック
  • アウトソールは軽量化しつつ、要所でグリップを確保する考え方

気になった点

  • サイズ感はシビア。私の足だと25.5cmがジャストで、Takumi Senの感覚と揃わない
  • ゆっくりジョグより、スピードが乗った時に噛み合いやすい(用途は選ぶ)
  • ペースが上がりきらないと恩恵が薄く、アキレス腱周りに負担が乗る可能性がある(私の体感)
Adizero Adios Pro 4の写真 4
『マラソン用の最終兵器』枠。ただしサイズ合わせが一番大事。

まとめ

Adios Pro 4は、LIGHTSTRIKE PROの反発とENERGYRODS 2.0の流れで『前に転がる推進』を作る、マラソン向けの勝負シューズ。
ただ、サイズは本当に別物。私の足では25.5cmがジャストで、Takumi Senの25.0cmジャストとは揃わなかった。
公式ではサブ3.5前後も範囲に入るニュアンスがあるが、私の感覚では人によってはオーバースペックかもしれない。初めて使うならポイント練や短めの距離で様子見してからが安全だと思う。
同じAdizeroだからといって同じサイズ感で決めない方が安全。試着できるなら、そこだけは手を抜かないのが正解。

adidas『Adizero Adios Pro 4』

adidas『Adizero Adios Pro 4』
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